能美BLOG

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講座 世阿弥の「風姿花伝」を読む その2

今日は「世阿弥の『風姿花伝』を読む」シリーズのその2が開催されました!

人気のこのシリーズ、2回目からご参加のお客様も沢山きてくださり、会場は満席でした
前回は世阿弥のさまざまな名言名句や参考文献についてのお話でしたが、
今回は「本説とは何か」と「人間五十年」というこの2つをテーマにしたお話でした。

本説とは能の根拠となる説話や文学作品で、世阿弥は「良い能」とはその素材の典拠が著名なもの、はっきりしたものだと風姿花伝のなかで何度もいっています。
例えば、平家物語や伊勢物語、源氏物語など。なかでも、平家物語を本説とする現行曲は飛びぬけて多く、宝生流の場合、「熊野」や「敦盛」などあわせて33番あるそうです。これは、源平合戦など武士を中心にした話が昔の武家社会に受け入れられたためとのこと。
確かにそういわれてみると、有名な武将が出てくる能って多いですよね。

そして人間五十年…! 今聞いたらびっくりしてしまうような言葉ですね。
世阿弥の父、観阿弥が亡くなったのが52歳だったそうで、「五十有余」のなかにそのころのことがかかれていますが、亡くなったその月に観阿弥は奉納能を演じていたとのこと。それはとてもみごとな申楽で、一段と格別であったそう。
「まことに得たりし花なるが故に、 ~ 老木になるまで花は散らで残りしなり」
  訳)真に把握しきった花であったから、~ 老木のような齢になるまでも、花は散らないで残ったのである。
  身体が老いても稽古を重ね究めた芸は変わらず観客を魅了するということですね。

世阿弥を読む

あっという間の1時間でした。いままでは「能をつくった天才親子」という漠然としたイメージだった世阿弥・観阿弥がその生涯を能に捧げ習い究め、年老いてもその年代でしか出来ない能をつくりあげっていったという生き方に心打たれました。

さて、その2終了です!
次はその3、11月の20日になります。次回もご参加おまちしております

その1 平成23年9月23日(金・祝)(終了)
その2 平成23年10月30日(日)(終了)
その3 平成23年11月20日(日) 13:00~14:00
その4 平成24年1月15日(日) 13:00~14:00
その5 平成24年2月12日(日) 13:00~14:00
その6 平成24年3月11日(日) 13:00~14:00


参加費:当館の入館料(一般:300円、65歳以上:200円、高校生以下:無料)

出席回数3回でポストカード、6回で一筆箋をプレゼントさせていただきます!

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